デイムラーダブルシックをセミレストアする。
こんにちはカーコーティングプロショップのジェルークです。
近頃は古き良き時代の名車を購入し時間を掛けて綺麗にするカテゴリーが流行り、ジェルークにも数多くのネオクラシックが入庫してきています。
今回は、軽いセミレストアで名車を綺麗にしていきながら、安心して快適に乗ってもらう作業をさせて頂きました。
費用を抑えて劣化した塗装や部品を再塗装する。
購入時には既に塗装が浮いてサビが発生していたみたいです。
ドアノブの樹脂が経年で色が落ちてしまい白くなっています。
ドアノブは塗装してスッキリさせます。
レストアは費用と相談しながらゆっくり楽しみながら進めていくと良いのですが、今回はなるべくバラさず費用を少し抑えて、でもしっかり効果は感じられる塗装をさせて頂きました。
レザーも経年で汚れているのでゆっくりクリーニングする。
当たり前の話ですが、30年も前の車なので汚れが付いていないわけはないので、クリーニング後のバケツ汚れ、レザーはスッキリとしていきます。
30年前は無かった機能を車両に追加する。
純正オーディオではカセットしか聞けないです。
もちろん変換ハーネスなんて物は無いので一から配線作り直しです。
交換後に違和感が出ない様になるべくシンプルなデザインでオーディオデッキ交換。
今の時代ETC無いと困りますよね。
当たり前ですが、30年も前の車にCDデッキやETCなど付いてなく、なにかと少し不便な思いをしてしまいそうだったのでオーディオデッキ交換とETC取り付けで快適ドライブですね。
勿論止まることが一番大切。
ブレーキホースのカシメからブレーキフルードが漏れています。
よく古い車は乗りたいんだけど、止まるのが怖いんどよね、、、、と言われる人がいますが、確かに道路上で止まったりドライブの最中にエンジントラブルなんてアクシデント嫌ですが、でも考え方を変えれば止まるだけなので良いのですが、実は車は止まれない方が一番問題なんです。
今時の車は少し年数が経っている車などは当たり前に何事もなく止まることができるので、逆にエンジンが止まって走れなくなる事に焦点がいきがちですが、ネオクラシックやクラシックカーは先ず、止まれることココから注意して点検する事がポイントですね。
今回も機関系の点検でブレーキホースからブレーキフルードが漏れている事が分かり、危うくノーブレーキで大事故を起こすかも?しれない所だったのですが、しっかりそこも整備士資格を有する者が点検し交換させて頂きました。
外装メッキや塗装の下地処理や磨き。
外装部分の多くのメッキが採用されている今回の車両ですが、メッキの表面に白錆が浮きせっかくの輝きが台無しです。
一個一個メッキに輝きが戻る様に磨きを入れて戻します。
顔が映り込みます。
エンブレムなどは意外に金属でできているので、脱着して磨きます。
ある意味普通ですが、塗装表面は傷の嵐です。
経年で劣化した塗装なのでゆっくり塗装に負担をかけない様に磨いてできるだけ傷を除去します。
外装部品の劣化や塗装の劣化を見極め、なんでも削って綺麗にするのでは無く、長く乗っていける処置を心がけて施工させて頂きました。
新品のはずのホワイトリボンタイヤに茶色のシミ。
なんとかクリーニングでここまで綺麗に戻りました。
メーカーは一切取り合ってくれないみたいです。交換後数キロなのに、、、
往年の名車が蘇る。
今時の車にはアナログな操作やボディの造形美など考えられない部分が多く詰まったネオクラシックカーですが、最近は電気自動車など最先端な車などありますが、たまにはこの様なアナログでバルブの時代を思い出させる様な乗り心地、エンジンサウンドなど非日常を楽しいんで見てはいかがでしょうか?
セミレストアやレストアなど非常に時間が掛かりますので、ご検討の際は心に余裕を持ってお問い合わせくださいませ。
この度はカーコーティングがら始まるセミレストアのオーダー誠にありがとうございました。