メルセデスベンツ320Eにボディコーティング施工
こんにちはカーコーティングプロショップのジェルークです。
近年ネオクラシックカーと言うカテゴリーが盛り上がっています。この手の年代のお車は今の様な電子制御で車が制御されていない部分も多く車としての乗って楽しい部分も味わえる部分と当時バブル期の製造された車などは素材や質感に拘って今の車では味わえない高級感と質感を味わえるのも人気に火をつけた一部分ではないでしょうか?そんなネオクラシックカーを楽しみながらカーライフを送りたいと言う思いを少しでもサポートさせて頂くために当時の新車事の雰囲気が味わえる様な状態にレストアディティーリングさせて頂きました。
良い状態を目指すための作業方法。
車が綺麗に見えるのは塗装面の状態が良くても、ヘッドライトレンズやガラスやホイールやモールなど様々なパーツがトータル的に綺麗になっていないと、どこかアンバランスな綺麗さになってしまうので、今回はしっかりとバラシ、分解し、クリーニング磨きをして状態を塗装面の綺麗にさに負けないように作業します。
塗装面は負担を掛けない磨きで最大の綺麗にする。
塗装面は当たり前ですが、当時のままの部分が存在する中で今の塗装の様に乱暴に磨いてしまえば、とんでもなく塗膜が薄くなってしまってあらゆるダメージから塗装が劣化していってしまうので、塗装は塗膜計や目視でゆっくりと熱を掛けずに研磨しながらじっくりツヤの状態と塗装の状態を見極めながら作業します。
輸入車の金属窓枠モールは年式に関係なく曇る。
モールの色がシルバーでは無い色であっても、年数が経てば白く斑点状のシミが出てきてしまうので、しっかり磨きプロテクションフィルムで保護します。こちらのお車お客様からのリクエストで一部ボディーにも傷を防止するためにプロテクションフィルムを施工させていただきました。
エンジンルームや樹脂パーツもクリーニングして黒さを取り戻す。
ツヤの部分はしっかりツヤを出し、黒くマットな質感の未塗装樹脂プラスチックパーツなどはしっとりさせて、全体のコントラストを合わせます。
内装クリーニングとウッドパネルの修正。
内装は当時の面影を残しながら、モケットの毛羽立ちをクリーニングしながら全体を整えてサッパリした感触になるようにクリーニングとコーティングをします。本物のウッドを使用しているので経年の反りでパネルのチリがズレてしまっていたのを一度分解して修正します。
当時の思い出が蘇る質感に全体がまとまる。
全ての工程が終わり長きにわたるお預かりに、少しご迷惑をお掛けしてしまいましたが、完全フルオーダーディティーリングによって蘇ったW124・320Eの仕上がりにきっとご満足いただけると思います。今回はこの手の年式に起こる塗装のクラッキングなどの心配もありましたので、今回はマルチレイヤーでしっかりと塗装面をガードしながら、良い状態を洗車だけでキープできる様にコーティングの選定から作業までさせて頂きました。
オーナー様に納車するまで少し時間はありますが、普段より多めに写真撮影を行なってアップロードさせて頂きましたので実車に会うまでこちらの写真でお楽しみください。
この度はカーコーティングのオーダー誠にありがとうございました。