洗車後、ボディーコーティングをした車にワックスをしても問題はないか悩んだ経験がある方もいるかもしれません。基本的に、ボディーコーティングをした車にワックスをするのは推奨していないショップが多いです。また、条件次第ではワックスを施して良い場合もあります。ここでは、洗車時にボディーコーティングした車にワックスを使用して良いのか解説します。

ボディーコーティングとワックスで相乗効果が得られる？

基本的に、ボディーコーティングとワックスの併用は推奨されません。絶対にできない程の問題が生じるわけではありませんが、しても損をする可能性が高いです。コーティングをした自動車にワックスを使った結果、コーティングの効果や耐久性が低下するリスクが否定できません。
特に、専門店がノウハウや専門知識を持った上で、ボディーコーティングとワックスを併用するのではなく、自己流だと問題が出やすくなります。
ワックスの中には、ロウの成分が含まれたタイプもあります。そのタイプだと日焼けが生じる可能性があるのです。ただし、上質なワックスなら、ガラスコーティング後に施工して有効な物もあります。
ただし、相乗効果は得られる程の結果を得られるとは言いづらいのが実情です。ボディーコーティング、特にガラスコーティングならワックスをしなくても光沢は出るためわざわざしなくても良いでしょう。

ボディーコーティングした車におすすめのお手入れ

ボディーコーティング、特にガラスコーティングをした場合、2～3年程度はメンテナンスしなくても美観の保持が期待できます。ただし、メンテナンスをやらずに保つのも限界はあるので注意してください。動物の糞や油汚れなどを放置すると、塗装個所まで悪影響が出るリスクがあります。
ボディーコーティングをしていても、月に1回、2回程度の頻度での洗車がおすすめです。ただし、雨天時に舗装されていない地面を走れば泥汚れも付着します。雪国だと雪の汚れにも注意が必要です。放置して固着すると除去するのが大変ですし、コーティングの劣化にも繋がりかねません。
ボディーコーティングをした自動車を洗車する際には手洗いが良いでしょう。その際、シャンプーは使えます。ボディーコーティングをしていても、酷い汚れの場合はシャンプーも使ってコーティングに対しムダに負担をかけないよう手入れをする事が長持ちさせるポイントです。

ボディーコーティングした車にワックスを使用する際の留意事項

ボディーコーティングだけをして時間が経過すると、汚れが目立つようになり光沢も消え始めたと感じる時が訪れるかもしれません。その時、カーワックスでカバーするのもおすすめできないのです。
カーワックスを塗ることで、ツヤは戻る可能性はあります。水弾きも良くなったと感じるかもしれません。ただし、その点だけでワックスを使うと失敗します。ワックスによる油膜が酸化すれば汚れになるからです。
ボディーコーティングをした自動車に、どうしてもワックスをしたい、試してみたい方もいるでしょう。その場合、名古屋のボディーコーティング専門店に相談することをおすすめします。
自動車の状態、ボディーコーティングの施工をしても問題のないワックスの提案ができる専門店もあるからです。その場合は、失敗の可能性を低くなります。

今回のまとめ

ボディーコーティングをした自動車にワックスを併用するのはおすすめできません。ボディーコーティングの意味がなくなるだけでなく、汚れに繋がる可能性があります。ただし、上質なワックスなら対応できるかもしれません。いずれにしても、自己判断ではなく専門店に相談するのがおすすめです。

次回は11月7日公開予定です。　お楽しみに