ボディーコーティングを施した車にも洗車は必要?効果を長持ちさせる方法
ボディーコーティング後、車の洗車はした方がいいのか悩む方もいるかもしれません。「コーティングしているのだから、汚れは付かない」と考えてしまいがちですが、結論から言うと洗車は必要です。ただし、コーティングしていないより、お手入れの手間や時間を減らせるでしょう。ここでは、コーティングをしていても洗車が必要な理由や効果を長持ちさせる方法をご紹介します。
1.ボディーコーティングした車にも洗車が必要な理由
2.ボディーコーティングの劣化を抑えるために必要な洗車
3.名古屋でボディーコーティングを持続させるために知っておくべき方法
4.今回のまとめ
ボディーコーティングした車にも洗車が必要な理由
ボディーコーティングを行うことで、塗装面の被膜が外部の汚れ付着を防いでくれるため、何もしなくても綺麗な状態を保ち続けることができると考えてしまいがちですが、どれだけ技術力のある業者に依頼したとしても洗車は必要です。
これはコーティング費用が、高くても安くてもその点は変わりません。
また、車は走行中に外部からの影響を受け続けます。ホコリはもちろん、夏場で木々が多い場所を走らせれば虫の死骸が付着することもありますし、雨が降れば泥水、青空駐車なら鳥の糞などが付着するでしょう。軽い汚れなら簡単に取れますが、放置すると固着して頑固な汚れになりかねません。
特に鳥の糞は、形成された被膜を酸化させるため劣化につながる要因です。ただし、コーティングをしていない状態より汚れを落としやすくなるため施工する価値はあります。
ボディーコーティングの劣化を抑えるために必要な洗車
ボディーコーティングを長持ちさせるために洗車は必要です。ただし、洗車も不適切な方法で実施してしまうと劣化を食い止めることが難しくなります。不適切な洗車だと被膜が剥がれてしまうケースもあるため、再び高い費用を出して施工することになりかねません。
ボディーコーティングを施した車を洗車するタイミングは、施工してからの時間、車の色や天候、駐車環境も考慮に入れて行います。施工後、約1ヶ月程度は、洗剤を使わない水洗い程度で抑えるのがポイントです。コーティングの硬化には1ヶ月程度かかります。完全な硬化前に洗剤を使用すると、被膜まで剥がれて落ちるリスクがあるのです。
硬化後も、駐車環境が屋内か屋外か、車のカラーリングでも適切なタイミングは変わります。青空駐車でボディーカラーが濃いなら、週1回、淡いなら月2回、屋内駐車で濃いボディーカラーなら、月2回、淡いなら月1回程度が洗車の目安です。
名古屋でボディーコーティングを持続させるために知っておくべき方法
ボディーコーティングの効果を持続させるためには、洗車のタイミング以外に複数の注意点があります。まず、鳥の糞のようなコーティング被膜の劣化を早める汚れは早めに落とすのがポイントです。基本的には、カーシャンプーといった洗剤やスポンジ、拭き上げクロスといった、一般的な洗車方法で対応できますが、注意点はあります。
コーティング被膜に負担をかけない道具を選ぶことです。カーシャンプーを始めとした洗剤は、鳥の糞、泥、虫の死骸を落とす時、助けになります。ただし、研磨剤や撥水剤が入っている洗剤は、傷が付いたり、被膜への負担が大きくなったりするため、中性タイプにするのが無難です。拭き上げるクロス類もマイクロファイバーや柔らかいタイプを使うことをおすすめします。
今回のまとめ
ボディーカーコーティングをしたから洗車は不要と油断しないようにしましょう。鳥の糞、虫の死骸、泥、油分などは、放置すると頑固な汚れとして固着するリスクがあります。コーティング被膜にダメージを与えるため、持続性に悪影響を与えかねません。ボディーカーコーティングをしても洗車をすることをおすすめします。
次回は6月13日公開予定です。 お楽しみに。