メルセデスベンツW124型Eクラスをセミレストア施工。
こんにちはカーコーティングプロショップのジェルークです。
多くの新車が発売され最先端の技術が多く搭載されている車が多い中で、世の中ではネオクラシックと言われる車の市場が賑わっています。
今回は、メルセデスベンツが非常にコストを掛けて作っていた名車のセミレストアを紹介させて頂きます。
オイル漏れや機関系のメンテナンスからスタート。
カムカバーのオイル漏れを修理。
ワイヤーハーネス類の断線もチェックします。
古い車はガソリン滲みなども注意して点検修理します。
基本的に丈夫なエンジン周りの作りをしている車ですが、どうしても年数や熱によって劣化が避けられないパーツのトラブルが大きなトラブルを招いてしまう可能性があるので、まず車として安全に走れるようにバラして整備していきます。
経年劣化で避けられない内装内張の剥がれ。
天井の内張クロスが剥がれています。
新品の天井は気持ちがいいです。
色褪せてしまったシフトノブもウッドに変更。
経年劣化で内装の天井クロスが剥がれ落ちてくることが多いですが、こちらのW124も天井のクロスが剥がれていたので、車両から脱着して痛んだ下地を整えてから新たなクロスを貼り替えさせて頂きました。
熱により色褪せしてしまったグリルを直す。
エンジンの熱や紫外線により劣化してしまったグリル。
車が走る上で熱を発してしまうエンジンや部品が周辺パーツを劣化させてしまう事がありますが、こちらのお車もフロントグリルが完全に色褪せてしまっていたので、一度分解して塗装し直します。
オリジナルの塗装に負荷を掛けにくい磨きで輝きを取り戻す。
この年代のホイールはタイヤ交換の際のバランスウエイトでホイールが傷ついている物がほとんどなので、一度ホイールを全てリペアして新品同様に仕上げます。
飛び石で欠けて無くなってしまった塗装を、タッチアップペイントを作り埋めていきます。
少しお預かりの期間が長くなりますが、古き良き時代の車を軽くレストアしながら楽しむカーライフなんてのもいいですね。
往年の名車をこれからも大切に所有して素敵なカーライフをお送りください。
この度はメルセデスベンツW124E320のコーティングを含めたレストアのオーダー誠にありがとうございました。