欧州車メッキモール、ルーフレールにラッピングフィルムで加工。
こんにちはカーコーティングプロショップのジェルークです。
欧州車に多く採用されている金属の窓枠モールや金属のルーフレールですが、必ずと言っていいほど白く斑点状に腐食跡が浮き上がって来てボディーを綺麗にしていてもここだけは腐食したままになっている車両を多く見かけます。
今回は腐食してしまったモールをガラリと雰囲気を変えるフィルム作業をさせて頂きます。
ラッピングフィルムによって腐食したモールをカラーチェンジする。
腐食してしまったアルマイトモールは一度磨いて腐食を除去し透明なフィルムで腐食を長期にわたって防止する方法と腐食が激しく磨きで腐食跡を除去しきれない場合にラッピングフィルムでカラーチェンジする事と共に腐食跡を隠してしまう方法があります。
今回は後者である色の付いたラッピングフィルムで腐食跡を隠しながら、好きなカラーにデザインを変えてしまう方法で施工させて頂きました。
どちらの施工方法も長所短所がある
全体的にシルバーがブラックアウトされ締まった印象になってクールでかっこいいですね。
透明なフィルムは保護を目的としたプロテクションフィルムなので少々硬いものが当たったり引っ掻き傷などでは全くダメージを受けることが無いので気を使わずに扱いたい人には非常に効果がありますが、まず貼る対象物であるモールが研磨で綺麗になるか又は状態が良いのでない限り透明なので腐食後が普通に見えてしまい貼ることができません(見えてもよければ貼れますが)。
それとは逆にラッピングフィルムは腐食後が少し残っていても表面の質感だけツルンと綺麗にしてしまえば色の付いているフィルムなので腐食跡は隠すことができ更に好きな色や質感やデザインにカスタムカラーチェンジすることができますが、プロテクションフィルムの様に保護する事を目的として作られたフィルムでない為に非常に薄く作られているので、貼り込んだ質感は塗装の様に見え大変美しく見えますが、その反面薄く作られていることから硬いものや引っ掻き傷などに弱くフィルムがダメージを受けてしまうことがあります。
最後にどちらのフィルムにも言えることですが、洗車の際使われる高圧洗浄機や水などを隙間から飛ばすために使うエアーブローなどはフィルムの剥がれの原因を作ってしまう場合があるので注意しなくてはいけません。
この度は窓枠モールとルーフレールにカーラッピングのオーダー誠にありがとうございました。