悪質な10円パンチの被害に遭ってしまったら?修理方法や対策について
名古屋で車を利用する方のなかには「10円パンチ」について気になっている方も多いと思います。10円パンチは防ぐことが難しいイタズラであるため、万が一に備えておくことが大切です。
本記事では、悪質な10円パンチの被害に遭ってしまったときの対処法について解説します。修理方法や対策についてもご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
10円パンチとは
10円パンチとは、10円玉などの硬貨や鍵を使い、車に引っ掻き傷をつけるという悪質なイタズラ です。その特徴から「10円チョップ」や「10円アタック」とも呼ばれています 。
10円パンチで使用される道具は小さく、また車の所有者が離れている間におこなわれるため、証拠がつかめず泣き寝入りしてしまうことがほとん どです。防犯対策が難しい 点から、悪質なイタズラといえます。
10円パンチの被害に遭ってしまったらまずおこないたいこと
10円パンチは完全に防ぐことが難しいため、被害に遭った場合を想定し、事前に対処法を確認しておくことが大切です。もし10円パンチの被害に遭ってしまったら、速やかに以下のことをおこないましょう。
・警察に届け出をする
・ドライブレコーダーに犯人が映っていないかチェックする
・10円パンチのキズを修理する
警察に届け出をする
いかなる理由であれ、10円パンチが犯罪であることに変わりはありません。もし被害に遭ってしまったら、まずは警察に届け出ましょう。犯人が捕まる保証はできないものの、目撃者などから何かしらの証拠が見つかることで、状況が変わる可能性もあります 。
ドライブレコーダーに犯人が映っていないかチェックする
車にドライブレコーダーを搭載している場合は、必ず録画データをチェックしましょう。近年では駐車中の録画ができるドライブレコーダーもあるため、ぜひ活用してみてください。怪しい人物が映っていたり、犯行現場が映ったりしていれば、重要な証拠になります 。
10円パンチのキズを修理する
犯人探しに必要な手続きや情報収集を終えたら、10パンチのキズの修理をおこないましょう。加入している保険によっては修理費用を負担してくれる場合があります 。修理方法と相場については後述しますので、そちらもあわせてご覧ください。
10円パンチの修理方法と相場
本章では、10円パンチの修理方法と相場について解説します。いざというときの知識としてお役立てください。
自分で修理する場合
10円パンチのキズが浅い場合、自分で修理することが可能です。本記事では、代表的な修理方法のひとつをご紹介します。
・手順1:修理する部分についている汚れやほこりを落とす
・手順2:スポンジや乾いた布を使い、少量のコンパウンド(細目)で研磨する
・手順3:キズが目立たなくなってきたら、さらにコンパウンド(極細)で研磨する
・手順4:仕上げに液体タイプのコンパウンドで磨き上げる
上記の方法で対応する場合、キズを消すために必要な「コンパウンド」の購入費用がかかります。さまざまな商品がありますが、コンパウンドは2,000円前後で購入可能 です。
プロに修理を依頼する場合
10円パンチのキズが深い場合、自分で修理することは難しいため、プロに任せるしかありません。車のキズの修理は次のような場所で受け付けています。
・ディーラー
・カー用品店
・ガソリンスタンド
・板金業者
DIYに慣れていない方や自信がない方も、プロに修理を依頼したほうが仕上がり面でもご満足いただけるでしょう。修理作業にかかる手間を省ける点もメリットです。
また、業者に依頼する場合の修理費用は、依頼先やキズの状態、施工箇所などによって変わります。あくまでも目安ですが、長さ10cm以内の深いキズを修理する場合、30,000円前後の修理費用がかかることが多い です。できるだけ費用を抑えたい方は、複数の業者に見積もりを依頼 しましょう。
10円パンチ対策に効果的な方法
残念ながら10円パンチを完全に防ぐことはできません。しかし、被害に遭うリスクを下げたり、もしもの場合に備えたりすることは可能です。10円パンチ対策に効果的な方法としては、以下の3つが挙げられます。
・安全性の高い駐車場を利用する
・車体をボディカバーで覆う
・ドライブレコーダーを設置する
・フィールドセンサーを設置する
前述のとおり、10円パンチのキズの修理にはそれなりの手間や費用がかかります。上記の対策をはじめ、効果がありそうな方法があれば、積極的に取り入れるようにしましょう。
まとめ
10円パンチは無差別の犯行も多い ため、被害に遭う可能性は誰にでもあるといえます。完全に防ぐことはできませんが、いざというときに備えて、修理方法や防犯対策などについて考えておくと良いでしょう。名古屋でも10円パンチ被害に遭うこともあるため、ボディカバーやドライブレコーダーを導入し、防犯効果を高めることをおすすめします。
次回は1月21日公開予定です お楽しみに