セラミックコーティングとは?知っておきたい効果や施工メリット
近年、名古屋エリアでも「セラミックコーティング」を施工する方が増えてきています。ご自身もセラミックコーティングを検討しており、その効果やメリットについて気になっているのではないでしょうか。
本記事では、セラミックコーティングの特徴をはじめ、期待できる効果やメリット、注意点について解説します。
セラミックコーティングとは
セラミックコーティングとは、車の塗装を保護することを目的としたカーコーティングの一種です。コーティング剤の主成分は「二酸化ケイ素」で、製品によっては酸化チタン(TiO2)などの添加剤が含まれています。
セラミックコーティングを行うと、塗装面にコーティング被膜が形成され、傷・薬品・汚れなどに対する耐性が高まります。よって、愛車を長くきれいな状態で保つことが可能です。
ガラスコーティングとの違い
セラミックコーティングと同様に、ガラスコーティングも車の保護性能を高め、光沢をもたらす特徴があります。どちらも主成分は同じ「二酸化ケイ素」であるため、成分の観点から明確に区別することはできません。
しかし、化学的観点から見ると、セラミックコーティングとガラスコーティングには次のような違いがあります。
・セラミックコーティング:塗装面にコーティング剤が浸透して結合・硬化する
・ガラスコーティング:塗装表面のコーティング剤同士が結合・硬化する
両者にはこのような違いがあり、一般的にはセラミックコーティングのほうが耐久性は高く、耐スクラッチ性や耐薬品性にも優れているといわれています。
セラミックコーティングをするメリット
本章では、セラミックコーティングの特筆すべきメリットを3つ解説します。名古屋でのカーコーティングをお考えの方は、後述するメリットや注意点を踏まえて、施工すべきか検討してみてください。
硬度が高まり傷に対して耐性ができる
セラミックコーティングを行うと、塗装表面の硬度が高まり、傷がつきにくくなります。さらに「重ね塗り」が可能で、硬度や耐久性を高められる点もメリットです。
耐薬品性が高い
セラミックコーティングは、酸性やアルカリ性の洗剤に対して耐性があります。耐薬品性に優れており、コーティング被膜を極力傷めることなく、汚れを落とせるのも大きなメリットです。
多重層により持続年数が長く光沢にも優れる
セラミックコーティングでは、多重層のコーティングにより、塗装表面に分厚い被膜を形成できます。そのため、数あるカーコーティングの中でも持続年数が長いです。さらに光沢にも優れており、重ね塗りすることで、より深みのある艶を実現できます。
セラミックコーティングを検討する際の注意点
続いて、セラミックコーティングを検討する際の注意点を3つ解説します。
費用がガラスコーティングよりも高い傾向にある
セラミックコーティングは、下地処理を念入りに行ったり、手作業でコーティング剤を塗布したりするため、施工費用が高額です。その費用はガラスコーティングよりも高い傾向にあります。
傷を完璧に防げるわけではない
傷に対して耐性があるセラミックコーティングですが、すべての傷を完璧に防げるわけではありません。例えば、飛び石による強い衝撃を受けた場合、コーティングを施していても傷がつく可能性があります。施工後は傷がつきにくくなりますが、まったくつかなくなるわけではないことを理解しておきましょう。
定期的なメンテナンスが必要になる
セラミックコーティングに限らず、カーコーティングは定期的なメンテナンスが必要です。車のコーティングは経年劣化するものであり、また酸性雨や黄砂などにさらされると、コーティング被膜がダメージを受けてしまいます。施工内容や使用状況にもよりますが、少なくとも年1回はメンテナンスを行うようにしましょう。
まとめ
セラミックコーティングを施せば、大切な愛車に傷がつきにくくなり、また深みのある光沢を実現できます。しかし、施工費用が高いなどの注意点もあるため、メリット・デメリットを把握した上で、施工を依頼することが大切です。
名古屋でのカーコーティングをご検討の方は、本記事の内容を参考に、セラミックコーティングを行うべきか今一度考えてみましょう。
次回は12月17日公開予定です お楽しみに