車を傷や汚れなどから守る方法のひとつに「ガラスコーティング」があります。名古屋エリアにお住まいの方のなかには、愛車にガラスコーティングを施そうか検討している方もいらっしゃるかと思います。しかし、ガラスコーティングの効果や注意点を把握しないと後悔するおそれがあるため、事前に知識を備えておくと安心です。

本記事では、ガラスコーティングの効果や施工メリット、注意点について解説します。

ガラスコーティングとは

ガラスコーティングとは、ガラス繊維が含まれるコーティング剤を塗布するボディコーティングのことです。施工箇所に強固なガラス被膜が形成されるため、ボディの艶出しや保護効果が期待できます。

使用するコーティング剤にもよりますが、ガラスコーティングは持続期間が長いです。耐熱性や耐久性に優れており、平均的な持続期間は3〜5年程度といわれています。

ワックスとの違い

ワックスとの大きな違いは「主成分」です。ガラスコーティングでは「二酸化ケイ素」を主成分とするコーティング剤を使用します。

一方で、ワックスは「油脂」が主成分です。いずれも車の塗装面を守る被膜を形成しますが、コーティング剤のほうが保護効果や撥水効果が高いとされています。さらに持続期間が長いことから、現代ではコーティング施工が主流です。

セラミックコーティングとの違い

ガラスコーティングと比べて、セラミックコーティングは硬度が高いです。そのため、一般的にはセラミックコーティングのほうが塗装面に傷がつきにくいといわれています。

また、耐薬品性や光沢にも優れており、効果の持続性はガラスコーティングよりも1.5〜2倍ほど高いです。費用を重視するならガラスコーティング、効能効果や持続性を重視するならセラミックコーティングをおすすめします。

ガラスコーティングをするメリット

ガラスコーティングにはさまざまなメリットがあり、名古屋エリアでのご依頼も増えています。本章では、ガラスコーティングの特筆すべきメリットを3つ解説します。

耐久性が上がり傷をある程度防ぐ

ガラスコーティングを施すと、硬度の高い被膜が形成されるため、洗車時の擦れなどで生じる小傷を防ぐことが可能です。既存の傷も光の反射で見えにくくなり、効果が長期間持続する点もメリットといえます。

汚れがつきにくくなり洗車も楽になる

ガラスコーティングを施すと、車のボディに汚れがつきにくくなります。さらに汚れが落ちやすくなるため、洗車にかかる手間や時間を抑えられます。

紫外線などによる色あせを防げる

車の色あせは紫外線や酸性雨、黄砂などが原因で起こります。ガラス被膜で塗装を保護すれば、紫外線などによる色あせを防ぐことが可能です。

ガラスコーティングを検討する際の注意点

魅力が多いガラスコーティングですが、いくつか注意すべきポイントもあります。本章では、ガラスコーティングを検討する際の注意点を3つ解説します。

他のコーティングに比べて費用がかかる

カーコーティングにはさまざまな種類がありますが、その中でもガラスコーティングの費用は高めです。「できるだけ費用を抑えたい」と考えている方は、他のコーティングも検討したほうが良いかもしれません。

水シミ（イオンデポジット・ウォータースポット）がつきやすくなる

イオンデポジットとは、水道水や雨水に含まれるミネラル成分に起因する水シミのことです。このイオンデポジットが進行すると、より頑固な水シミ、いわゆるウォータースポットになります。

ガラスコーティングは被膜の性質上、イオンデポジットがつきやすいです。水シミを防ぐためには、洗車をした後や雨が降った後にしっかり水分を拭き取ることが重要です。

出来がお店の技術に大きく左右される

ガラスコーティングをきれいに仕上げるには、それなりの技術が必要です。そのため、専門業者に依頼するのが一般的ですが、ガラスコーティングの出来はお店の技術に大きく左右されます。

名古屋エリアだけでも、車のコーティングを行っているお店はたくさんあります。施工を依頼するときは、事前に設備や実績などを確認し、信頼できる業者に依頼しましょう。

まとめ

ガラスコーティングには車の塗装を保護する効果があり、小傷や汚れ、色あせなどを防ぐのに役立ちます。さらに持続期間が長いため、とくに車を大切にされている方や、洗車をする機会が多い方におすすめです。本記事でご紹介したメリット・デメリットを踏まえて、ガラスコーティングの施工を検討してみてください。

次回は12月17日公開予定です　お楽しみに