愛車を買ったら綺麗な状態で維持したいのはどのオーナー様も一緒だと思います。その中で選ばれる塗装を保護するサービスなどを検討する中で、ボディーコーティングとワックスの違いを解説します。

塗装表面に固形の皮膜を形成するのがボディコーティング

ボディーコーティングとは、車の塗装面の劣化の少ない又は劣化のない皮膜を形成し、塗装を保護する技術です。塗装の劣化予防や色褪せを防ぎ長期に渡り保護維持します。
ガラスコーティングは、塗装表面に透明なガラスの被膜を形成し透明な皮膜で守る仕組みです。高機能なボディーコーティングになると紫外線のカットやセルフヒールング機能などもついたものがありより長期に塗装面を守ります。
ガラス被膜は耐久性の面からも劣化が非常に少なく、透明感のあるシャープな艶が特徴です。
さらに日常的に汚れる愛車を洗車し綺麗な状態を保つのも、ボディコーティングをしてあれば簡単に汚れても落としやすくなるため日常の洗車も楽になります。

塗装表面を天然の油で守る方法がカーワックス

ワックスの主な成分は油などでできており、塗装の艶出しに使われる事が多く、特に光沢感を出したいオーナー様には打って付けです。コーティングと同じで撥水効果も生まれ洗車なども楽になります。
固形ワックスは深いツヤ出しと塗装面の保護、液体ワックスは作業性が良好、半練りワックスは汚れ落とし成分やコンパウンドが含まれている等、各自特徴や強みがあります。
ただ、ワックスの中には研磨剤が入っている物や成分が粗悪品などで逆に施工することで塗装を痛めてしまうことがデメリットです。
例外もありますが、基本的には安価で短時間で施工でき簡単に効果を感じられるのが一般的です。

名古屋の専門店ではボディーコーティングとワックスを使い分ける

名古屋のコーティング専門店では、ボディーコーティングとワックスを使い分ける事がありますが、これはガラスコーティングとワックスを塗り分けるのではなく、ガラスコーティングの上にさらにツヤを出すためにワックスを塗る事になります。
ワックスはカルナバロウが主成分で樹脂系被膜の弱点は紫外線や熱に弱い特性です。ガラスコーティングをした車にワックスまですると、屋外駐車の自動車ではトラブルに発展するリスクが否定できませんが、ただツヤを求めるような自動車ショーなどの場合一時的に施工しその後放置せずクレンジングしトラブルを未然に防ぎます。
ガラスコーティングは排気ガスや花粉など有機系の汚れが付着し難いですが、ワックス逆に油汚れや、水垢の付着の原因になりかねないです。
そのため、コーティング専門店では明確に使い分けているのです。

今回のまとめ

愛車を守る選択肢には、ワックスとガラスコーティングがありますが、ワックスとガラスコーティングのメリット、デメリットをしっかり理解し施工することをお勧めしています。ただ単純に保護し長期的に車を綺麗な状態に維持する場合はガラスコーティング一択になるのではないでしょうか。名古屋でボディーコーティングを行うなら、ワックスとガラスコーティング特徴や素材の違いを理解した上で、カーコーティング専門店に相談することをおすすめします。