艶を消すマット塗装をしたい場合「ステルス」というプロテクションフィルムも選択肢の1つです。見栄えを良くしたい場合、ワックスやコーティングで艶を出す方法があります。マット加工は逆に艶を消すことで、独特の高級感や存在感が生まれる施工です。ただし、特殊塗装でメンテナンスが難しいという問題もあります。その問題の解消に繋がるカーアイテムがステルスです。ここでは、マット加工やステルスの特徴とメリットなどを解説します。

艶消し塗装の自動車は独特の高級感がある

マット加工は表面に凹凸を付けて塗装し、艶を消すことで独特の重厚感や存在感、高級感を生み出します。単純に艶出しや洗車をしていない状態ではありません。あえて艶や光沢を消すことで、一般的の輝く系統のコーティングをした車と差別化させるのです。
ただし、デメリットもあります。マット加工は塗装面が凹凸になるため汚れやすく、スポンジで拭き取ろうとすれば、艶消し部分が剥がれて艶が出るという手入れの難しさがあるので注意が必要です。洗車機も使えず、汚れの種類に合わせたケミカルを使うといった、一般的な洗車とは違う気遣いが求められます。その問題を解決できるかもしれないのが、プロテクションフィルムのステルスです。

名古屋で施工するマットタイプのプロテクションフィルムの専門店の魅力

ステルスはプロテクションフィルムです。1枚の透明な特殊フィルムで塗装面を保護し、外部からの飛び石やドアパンチなどによる傷や、汚れ予防が期待できます。ただし、マット加工の場合、一般的なプロテクションフィルムの透明で光沢が強いという点が問題になるかもしれません。マット加工の車に一般的なプロテクションフィルムを施工すると、強い光沢や艶が出やすくなります。マット加工のメリットが失われる問題が出てくるのです。
しかし、ステルスは半透明で艶消しタイプですから、施工してもマット加工の質感や風合いを損なわず、ボディを保護することが可能です。汚れや傷が付いても、マット加工部分に影響はなく洗車で過剰に気を遣わなくても済みます。
ただ、ステルスの施工もノウハウや専門的な知識が必要です。確実な施工なら、名古屋にもプロテクションフィルム専門店があるため、相談することをおすすめします。

マットプロテクションフィルム施工後のお手入れ方法

屋内や屋外保管とは無関係に、月に1度は手入れをした方が良いでしょう。プロテクションフィルム全般にいえることですがお手入れをせず放置すると汚れが蓄積されるだけです。プロテクションフィルムも、長期間放置した汚れは落としづらくなります。
マット加工部分はステルスに覆われているため、洗車は一般的な方法で構いません。水洗いやカーシャンプーで汚れを落とします。ただし中性タイプが無難です。プロテクションフィルムやトップコート層への影響を抑えられます。
中性で落とせないなら、弱酸性のシャンプーもいいでしょう。強酸性やアルカリ性はプロテクションフィルムに悪影響を与えるため避けてください。イオンデポジットがあるなら、デポジット除去剤を使います。洗車機や高圧洗浄も使えはしますが、剥がれるリスクもあるため止めたほうが良いかもしれません。

今回のまとめ

ステルスはマット加工のメリットである質感、風合いなどを損なわずに、加工面とボディを守れます。マット加工をした車の洗車は、通常より難しいですが、ステルスをしていれば、一般的なお手入れが気軽にできるようになるでしょう。名古屋のプロテクションフィルム専門店なら、ステルスに関する疑問点や普段の洗車方法に関する知識もあるため、不安がある場合はぜひ相談してみてください。

次回は7月4日公開予定です。　お楽しみに